トラック需要低迷は深刻---メーカー各社の対応

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日本自動車工業会が25日発表した2000年度の自動車生産実績によると、トラックの国内生産台数が統計を開始した昭和42年に次ぐ低水準となった。国内市場の低迷と輸出の減少が響いた。

発表によると2000年度のトラック生産台数は前年度にくらべ2.2%少ない169万2596台となり6年連続で減少。トラックの生産がピークだった1986年度(458万8420台)の約3分の1のレベルにまで落ち込んだ。トラックの国内市場は底を打ったとの期待感もあったが、景気回復の遅れで今年も厳しい状況が続く見通し。

このような状況下、いすゞ自動車が工場閉鎖を含めたリストラ策を来月28日に発表するほか、日野自動車もトヨタ自動車による出資割合を50.1%に高めるとともに新社長にトヨタの蛇川忠暉副社長を迎えるなどトラックメーカーが相次いで体制強化に乗り出す。

《編集部》

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