フォードが中国に本格進出、『フォーカス』生産も---気になるGMの動き

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フォードが中国に本格進出、『フォーカス』生産も---気になるGMの動き
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フォードは25日、中国の長安汽車(重慶市)と合弁で乗用車の生産を行うことを明らかにした。新会社は「長安フォード(長安福特汽車有限公司)」という名称で、投資規模は9800万ドル。フォードと長安汽車の双方が共に50%ずつを拠出している。

長安フォードではアジア向けに開発した低価格の乗用車『愛カ(イコン)』を生産する予定で、当面の生産能力は5万台としている。将来的には『フォーカス』の生産を行い、アジア各地に輸出するための拠点とする計画もあり、フォード本社の期待も大きい。

フォードは他のメーカーに出遅れる形での中国進出となり、これまではネームバリューの低さから販売にも苦戦してきたが、今回の生産拠点確保によって生産台数をアップし、よりリーズナブルな価格で中国の消費者にクルマを提供できるとしている。

今回、フォードと合弁で新会社を設立した長安汽車は、スズキ『アルト』を現地生産しており、GM寄りと見られていたが、今後この生産がどうなるのかは明らかにされていない。

《石田真一》

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