国土交通省と、国内の自動車・二輪メーカー13社が開発を進め、昨年まで大規模な実証実験を行っていた『ASV(先進安全自動車)』の研究成果や活動内容、成果報告を行うシンポジウムが5月に横浜で開催されることになった。
ASVは様々なデバイスをクルマに搭載。それらの補助を受けながらドライバーが安全にクルマを制御できるようにするというもので、国内では1996年から研究が進められてきた。居眠り警報装置ゆ車線逸脱防止装置、配光可変型前照灯など、次世代のクルマに搭載されるべく開発されてきたが、第二段階の実験は全て終了している。
今回のシンポジウムでは、各メーカーの代表者が実験成果を報告するためのもので、事前に申し込みをしておけば一般の方の参加も可能だ。また、隣接した会場では自動車技術展も開催されており、こちらでは各社の開発したASVの実車を間近で見学することも可能だ。