単独でのブレーキ技術開発は困難? アイシンなど4社合弁

自動車 ビジネス 企業動向
単独でのブレーキ技術開発は困難? アイシンなど4社合弁
単独でのブレーキ技術開発は困難? アイシンなど4社合弁 全 1 枚 拡大写真

アイシン精機、デンソー、住友電気工業、トヨタ自動車は26日、4社共同出資によるブレーキ開発・販売の新会社「アドヴィックス(ADVICS)」を7月に設立することを明らかにした。

最近、VSC(ビークル・スタビリティ・コントロール)を装備した車種が増え、精度の高い制動操作が求められていることや、ハイブリッド車のように電気モーターや回生ブレーキと連動させるという緻密性が要求されはじめたこと、高度道路交通システム(ITS)への対応に伴う新技術の開発に迫られていることから、新会社では4社の持つ最先端の技術を結集し、ブレーキシステムの開発分野では世界最高水準の品質を目指すという。

新会社の資本金は10億円で、出資比率はアイシン40%で、デンソー、住友電工、トヨタが各20%となっている。新会社の本社機構は愛知県刈谷市のアイシン本社内に置き、10月1日から営業を開始する。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、11月10日にタイで世界初公開へ
  5. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る