湾岸戦争以来、10年ぶりの危機感? ガソリン先物価格が急騰

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湾岸戦争以来、10年ぶりの危機感? ガソリン先物価格が急騰
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アメリカのニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で26日午後、ガソリン先物取引で1ガロン(約3.8リットル)あたり1.1135ドルまで価格が急騰した。これはイラクがクウェートに侵攻し、湾岸危機が発生した際(1990年8月23日)に記録した、これまでの最高額1.11ドルを上回る数値となり、過去最高を更新した。

アメリカではガソリンの市場価格も高騰しており、すでに原油価格の上昇率を超えるという異常なペースで値上げが続いている。今回の先物取引での数値は、市場に出回るガソリンが減るかもしれないという危機感から生じたものと見られているが、ブッシュ政権が掲げる景気回復策ではエネルギーに掛かる費用の下落を最低限の条件としているが、現状のままガソリン価格が推移することになれば、早くもブッシュ政権の舵取りに赤信号が灯ることとなりそうだ。

《石田真一》

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