日本自動車販売協会連合会(自販連)が発表した4月の自動車登録台数は、前年同月比で1.7%増の27万2742台となり、7カ月連続で増加した。一方、軽自動車は10カ月連続のマイナス。軽は前年が高水準だったためでこの先も大きくプラスになる見通しはないもよう。登録車を牽引しているのは小型乗用車で、新型車効果により7カ月連続プラスと順調だ。
全国軽自動車協会連合会のまとめでは、4月の軽自動車販売は前年同月比3.2%マイナスの13万7034台で10カ月連続して減少した。ホンダ、富士重工業はプラスとなったものの全体としては、高水準だった昨年の4月のレベルを下回った。
その一方で、小型乗用車がこのところ好調。4月は前年比6%増となった。昨年8月以降、トヨタ『カローラ』や、ホンダ『シビック』、『ストリーム』といった各社の主力モデルが投入され、それぞれ売れ行きが順調なためだ。三菱『ランサー』も、今年2月に発売した『ランサーエボリューションVII』効果もあって健闘している。