【株価】同じ好決算でも、トヨタは下げて日産は上げる

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【株価】同じ好決算でも、トヨタは下げて日産は上げる
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全体相場は急反落したが、自動車株は高安まちまち。トヨタ自動車が、前3月期決算を発表。売上高、利益ともに過去最高を記録し、経常利益は9722億円と1兆円大台に迫った。しかし、株価は寂しい限り。

「前3月期の配当を25円に1円増配」との一部報道を受け、一時上げる局面もあったが、結局は前日比40円安の4030円と反落した。持ち合い解消の売りに加え、株価インデックス(MSCI)への組み入れ見送り観測から、投資家が新規投資を手控えている。

好対照だったのが日産自動車の動き。好決算への期待から買いが膨らみ、出来高は市場第2位。前日比12円高の837円と続伸した。ホンダが6日ぶりに反発。スズキが続伸し、富士重工業も反発した。

一方ダイハツ工業は、前日比7円安の700円と4日続落。今3月期が約2割の経常減益見込みとあって、敬遠するムードが強い。もっとも、ドイツ系のドレスナー証券は投資判断の「買い」を継続した模様だ。

《山口邦夫》

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