BMWは11月26日、2シーターオープンスポーツカー『Z4』の最終モデル「ファイナルエディション」を欧州で発表した。
『Z4ファイナルエディション』は、2026年1月下旬から短期間のみ受注を受け付ける。生産は2026年3月に終了する予定だ。
ファイナルエディションの最大の特徴は、専用のフローズンマットブラック塗装だ。この特別なカラーは、車両のダイナミックな個性を際立たせる。また、Mハイグロスシャドーライン・エクステリアトリムが全車に標準装備される。フローズンマットブラック以外にも、Z4の通常カラーを追加料金なしで選択できる。
ブレーキシステムには、ハイグロスレッド仕上げのMスポーツブレーキを採用。優れた制動性能と魅力的な外観を両立している。
インテリアでは、ファイナルエディション専用の赤いコントラストステッチが特徴的だ。インストルメントパネル、センターコンソール、ドアトリム、ヴェルナスカレザー/アルカンターラ製Mスポーツシートに施されている。Mアルカンターラステアリングホイールにも同様のコントラストステッチが配され、スポーティな雰囲気を高めている。専用エンボス加工が施されたドアシルストリップも、特別感を演出する要素となっている。
ファイナルエディションは、欧州では145kW/197馬力の「Z4 sDrive20i」、190kW/258馬力の「Z4 sDrive30i」、そして250kW/340馬力の直列6気筒エンジンを搭載する最上位モデル「Z4 M40i」の全モデルに設定される。




