「製作所」をリストラ!? 豊田自動織機が改名

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「製作所」をリストラ!? 豊田自動織機が改名
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豊田自動織機製作所は15日、今年8月から会社名を「豊田自動織機」に変更することを明らかにした。外部から「名前が長すぎる」というクレームが相次いだため。改名は10年以上前から議案されていたが、21世紀に突入した今、やっと実現する。

元々、トヨタ自動車は同社の自動車部から成り立ったという経緯もあり、社名から「豊田」の文字を外すことも、会社の基礎を作り上げた豊田佐吉翁が発明した「自動織機」も外すことができず、改名の話し合いはいつも紛糾した。

しかし、取引先からは「社名が長すぎる」と指摘されることが多くなり、また同社の主力製品も自動織機から自動車部品へとスイッチしてしてきており、社内からも「この際、織機の名前を取った方が良いのではないか?」という声も出てきた。

今年に入り、改名に向けての準備が本格的に動き始め、20程度の案を出して検討を重ねてきた。その結果、「やはり“豊田”と“織機”を取るわけにはいかない」という結論に達し、末尾の“製作所”を削ることでようやく合意。トヨタ名誉会長の豊田章一郎氏にも意見を求め、新名称を「豊田自動織機」とすることが決定した。6月の株主総会で同意を取った後、正式に発表するという。

《石田真一》

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