【新型トヨタ『スパシオ』】3列ミニミニバン思想は変わらず

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【新型トヨタ『スパシオ』】3列ミニミニバン思想は変わらず
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トヨタ自動車はミニミニバンの『カローラ・スパシオ』をフルモデルチェンジ、本日発表発売した。全長は4240mmと先代比55mmプラスは安全要件などで必要最小限の増加、全幅も1695mmというコンパクトサイズで3列シートを確保している。

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キャッチフレーズは「リラックス&フレックス」、張富士夫社長は「若いファミリーが、こんなに役に立って、こんなに楽しいクルマはほかにない、というクルマです」という。フレックスとはフレキシブルのこと。

シート配列は「ゆったり2列ときどき3列」と第2開発センターの森坂学チーフエンジニアが呼ぶ2+3+2で、最後尾3列目が折りたたみ式の予備シート。先代では途中から追加されてモデル後期にはメインとなっていた、マルチシート車ではオーソドックスな配列。

エンジンは「1NZ-FE」型1.5リットル直4と「1ZZ-FE」型1.8リットル直4。駆動レイアウトは全仕様FF、トランスミッションは4AT。グレード展開は、1.5リットルエンジンが「V」「X」「X“Gエディション”」、1.8リットルエンジンが「X」「X“Gエディション”」と「Sエアロツアラー」の6車種。

価格は1.5Vの149万7000円から、1.8トエアロツアラーの188万7000円まで。売れ筋は160万円前後の1.5X“Gエディション”(162万7000円)か。月販目標は3500台、販売店はトヨタカローラ店あつかい。

《高木啓》

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