【ファイアストンからの絶縁状】食い違う言い分、全面対決へ

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ファイアストンは21日、世界各国のマスメディアに対して、ジョン・ランピCEO名義で「ビジネスとは信頼と敬意の上に成り立つ人間関係そのものだが、我々の間でこの土台が深く損なわれることになったのは大変遺憾だ」という声明を発表し、これを事実上の絶縁宣言とした。

これに対してフォードのジャック・ナッサーCEOは、同日「ファイアストン製タイヤに問題があるのは明白で、さらに多数のタイヤに問題が生じている事実も浮上した。我々はユーザーの命を守るためにリコールの実施を決意したが、彼らがそれに難色を示したことは非常に遺憾だ」とコメントし、さらに議会下院に対して、新たに発生したリコール問題を提起する可能性も示唆している。

フォードが新たに提案したという1000〜1300万本規模のリコールについては現在も詳細が明らかにされておらず、どの部位に問題があったかも発表されていない。ただし、これが実施された場合、ファイストンが昨年以上の痛手を被るだろう。

《石田真一》

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