【ファイアストンからの絶縁状】ブリヂストン「影響は最小限で」

自動車 ビジネス 企業動向
【ファイアストンからの絶縁状】ブリヂストン「影響は最小限で」
【ファイアストンからの絶縁状】ブリヂストン「影響は最小限で」 全 1 枚 拡大写真

ブリヂストンの渡辺社長は22日、都内で記者会見を開き、前日に子会社のファイアストンが決定したフォードへの新車装着用タイヤの供給停止について補足説明を行った。

この会見で渡辺社長は「フォードは新たに1000万本規模の大量リコールを考えているようだが、これを強いられたらファイアストンの存続に関わる大問題であることは間違いない。フォードはタイヤの欠陥を強調して、自分のところのクルマには問題がないの一点張りだが、これが原因究明を阻害する要因にもなっており、消費者利益を確実に損ねている」と語り、前日にファイアストンのジョン・ランピCEOが表明した「フォードはタイヤに責任転嫁することで、自社のクルマに潜む問題点を消費者の目から遠ざけようとしている」という考えを支持した。

今回の供給停止はフォードの主力生産地区である北米と中南米に限られており、フォードの欧州拠点には今後も供給を継続させていくとしている。また、昨年のリコール騒動以後、同社への供給量が著しく減少していることもあり、ファイアストンが弾き出した「総売上の5%が減少」という数字を「実際には2%程度の微々たる減少ではないかと思う」と、これを下方修正している。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  5. 生まれ変わった三菱『エクリプス クロス』にSNSでの反応は!? ルノーOEMのEVに「日本はどうなる?」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る