モトローラのドライバー情報システム「mobileGT」って何?

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モトローラのドライバー情報システム「mobileGT」って何?
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モトローラのトランスポーテーション・システムズ・グループ(TSG)は、エレクトロニクスやITを統合し、自動車を個々のドライバーの運転環境に合わせて「パーソナライズ」できるドライバー情報システム(DIS)を開発した。そのためのアーキテクチャが5日、発表された。

モトローラのDISアーキテクチャは『mobileGT』と呼ばれるモデュラー・コンピューティングのプラットフォーム。この基幹システムにさまざまなオプションを組み込むことで、個々のドライバーが求める情報システムを必要最小限の価格で手に入れることができる。さらにクルマの中にいながらオフィスや家庭と同じようにコミュニケーションがとれるようにワイヤレス通信も搭載する。

パーソナライズされたクルマには、車内でのゲームやビデオ、映画の鑑賞ができる「楽しむクルマ (fun car)」、インターネットや携帯通信、ナビゲーションが使える「働けるクルマ(workcar)」、緊急通報や位置追跡システムを搭載した「安全なクルマ(safe car)」などがある。

このようなDISは比較的最近になって普及してきたが、当初は安全性への配慮を目的としていたものが、通信や情報、デジタル・エンターテインメントなどのサービスに移行しつつある。2010年には新車の90%がこういったシステムを搭載するとの予測(メリルリンチ)もあり、そうなると現在の10億ドルの市場規模が一挙に65億ドルへと急成長することになる。

《高木啓》

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