【新聞ウォッチ】フォード・ジャパン、“苦肉の策?”で全車種ネット販売

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【新聞ウォッチ】フォード・ジャパン、“苦肉の策?”で全車種ネット販売
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2001年6月18日付

●小泉首相、道路特定財源見直しで明言「教育、福祉、環境も」(東京・1面)

●ソーラーカー1万1000kmの旅、日本の愛好家がロシアから出発(東京・22面)

●車庫証明手数料上乗せ問題、協会と業者もたれ合い、警官天下りで重圧(毎日・3面)

●ルマン24時間耐久レース、「アウディR8」2年連続優勝(毎日・16面)

●コラム「顔」25人抜きで富士重工の社長に就任する竹中恭二氏(読売・2面)

●石原都政どう評価、立候補者アンケートで「ディーゼル車対策で高い評価」(産経・27面)

●マツダ、フォードとの米合弁会社に最新鋭ラインを導入、製造協力強化)日経・13面)

●日産、新「スカイライン」米国でも来年2月から販売(日経・13面)

●トヨタ、廃車リサイクル研究所を設立(日経・13面)

●フォード・ジャパン、今秋をめどに全車種をネット販売(日経・15面)

●GM、富士重工など傘下3社の製品をタイ工場で生産、稼働率9割へ(日経・17面) 

ひとくちコメント

米フォード・モーターの日本法人であるフォード・ジャパンは今秋をめどに営業拠点のない地域に住む顧客を対象にしたインターネット販売に乗り出すと、きょうの日経が報じている。ネットで商談した場合は、希望小売価格から数%値引きして販売するのがミソ。

クルマのネット販売は、米国市場などでは盛んだが、直営のディラー網が全国隈なく組織化されている国内市場は、ショールームなどで営業マンと直接商談するケースが圧倒的に多い。それでもトヨタのガズーサイトなどで一部の限定車を受注している例もあるが、フォードの主力車種の『モンデオ』や『フォーカス』をはじめ、全車種をネット販売の対象とするのは国内では初めてという。

もっとも、フォード・ジャパンの販売拠点は全国で約150カ所と少なく、販売不振のひとつの要因ともなっている。ネットが “販売力”の不足をどこまで補ってくれるのか、まずは「お手並み拝見」である。

《福田俊之》

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