【誕生・新型日産『スカイライン』】『シーマ』の空間にバケットタイプ・シート

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【誕生・新型日産『スカイライン』】『シーマ』の空間にバケットタイプ・シート
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新型『スカイライン』の特色は、世界トップレベルの走りだけではない。ヨーロッパの最新モデルにも負けない良好な居住性も大きなセールスポイントだ。

【画像全2枚】

2850mmと、旧型に比べて185mmも延長されたロングホイールベースによって、室内長はリクライニング付きリアシートモデルで1930mm、リクライニングなしモデルでは実に2080mmと、日産のフラグシップサルーン、シーマと同等の広さを確保している。

広いばかりでなく、ドライビングの快適さの確保にも細心の注意が払われている。ドライバーズシートは、車両の動きを正確にドライバーに伝えるためのダンピング性能をチューニングした、センターマウント付きバケットタイプ。シートパッドは体重をしっかり支える固い下部層と身体にフィットする柔らかい上層部の2層構造だ。シートリフターは従来型の2倍にあたる60mmの調節幅を持ち、身長145cmから192cmという幅広いユーザーに対し、最適なドライビングポジションを提供する。

助手席はドライバーズシートと異なり、どんな姿勢でもくつろげる、乗り心地重視のセッティングだ。リアシートは、シートバック角度を25度から37度まで4段階に調節できるリクライニングバケットシートだ。

シート表皮はスエード調クロスが標準だが、廉価版の250GTeを除くすべてのモデルで、人工皮革とエクセーヌのコンビ地およびサプラーレと本革のコンビを選択することができる。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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