オムロン、アメリカのベンチャーに出資して自動車向けIT開発へ

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オムロン、アメリカのベンチャーに出資して自動車向けIT開発へ
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オムロンは18日、自動車向け無線通信システムを開発するアメリカのベンチャー企業であるセルポートシステムズに資本参加し、自動車向けIT技術の事業化で業務提携したことを明らかにした。

提携の対象となるのは、車内外のネットワークを接続するゲートウェイ技術、ハンズフリー機能、音声認識などを統合する機器などの開発。これまではメーカーそれぞれの規格を優先してきたため、互換性に掛けているという面があったが、セルポート社が有している汎用通信技術を用いて相互利用ができるようにするというもの。オムロンが持つM2M(マシン・トゥ・マシン)技術、センサー技術、および音声などの認識技術を融合させた新製品の共同開発を行うと同時に、デファクト・スタンダード(事実上の業界標準)を目指すという。

出資額は11億円で、今後4カ月以内に合弁会社の設立を目指し、日本国内やアジア圏での商品展開を目指していくとしている。

《石田真一》

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