公聴会は白熱!? フォードとファイアストンの責任転嫁まだ続く

自動車 社会 社会
公聴会は白熱!? フォードとファイアストンの責任転嫁まだ続く
公聴会は白熱!? フォードとファイアストンの責任転嫁まだ続く 全 1 枚 拡大写真

アメリカ議会下院による公聴会を前に、フォードとファイアストン、NHTSA(道路交通安全局)は18日、それぞれコメントの発表を行った。公聴会を翌日に控え、フォードVSファイアストンの争いはさらに加速。それぞれがそれぞれの火に油を注ぎつづけているかのような印象だ。

フォードは18日午後、広報担当者がジャック・ナッサーCEOからのコメントを代読で発表した。ナッサーCEOは「ファイアストン社製タイヤは、他社の同等製品と比較した場合、タイヤのドレッド面が弱く、すぐに剥離してしまうという構造上の欠陥がある。耐久性の面で全く信頼できないことから、顧客の安全を第一に考えて今回のリコールを決断した」としている。

これに対してファイアトスンのジョン・ランピCEOは「フォードが実施したという独自の安全調査は詳細が明らかにされておらず、また第三者機関も利用していないのでデータに疑問がある。今回実施している予防的措置とは、自社のクルマに潜む欠陥からユーザーの目をそらすためのもので承服できない」と、会見で自ら反論を行っている。

また、NHTSAは同日、ファイアストン製タイヤが原因で発生したと考えられる自動車事故による死亡者が203人になったことを明らかにしている。これは2月6日に行われた前回発表と比べ、29人増加したことになる。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ヴェゼルの正解ホイールはこれだ!RAYS『HOMURA & RSS』の最新“純正適合ホイール”を一気見PR
  2. トヨタ『GRカローラ』に2026年型、米国は2グレード展開で今秋発売へ
  3. 「思いの外セクシー」普通二輪で乗れるロイヤルエンフィールドの新型クラシックモデルに、SNSでは興奮の声
  4. トヨタ『ライズ』、5色のカラフルなフルーツテーマで登場…土曜ニュースランキング
  5. 【ヤマハ YZF-R25 新型】人気の理由は「映えるデザイン」にあり! 進化する「Rの血統」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る