【三菱の新風『エアトレック』】GDIはやっぱり高かった

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【三菱の新風『エアトレック』】GDIはやっぱり高かった
【三菱の新風『エアトレック』】GDIはやっぱり高かった 全 3 枚 拡大写真

『エアトレック』のエンジンラインナップは、2.0リットル4気筒と2.4リットル4気筒直噴「GDI」の2種類。

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“非GDI”となる2.0リットルは、『ランエボ』とベースを同じくする「4G63」型。また2.4リットルGDIは、『シャリオ・グランディス』の2.4リットルを改良した「4G64」型となる。

かつてガソリン車総GDI化計画を宣言していた三菱だが、乗用車技術センターの松橋弘さんによると、「GDIはやはりコストが高くなります。今回のエアトレックは、できるだけたくさんの人に乗っていただきたいと言うことで、GDIでないエンジンも用意しました」とのこと。2.0リットルと2.4リットルGDIでは20万円の価格差があるが、これは「ほぼそのままエンジンの価格差」だそうだ。

10・15モード燃費は、駆動方式とエンジンによって4通り。

【2WD】
2.0:11.2km/リットル
2.4:12.0km/リットル
【4WD】
2.0:11.0km/リットル
2.4:11.4km/リットル

このデータでは、2.4リットルGDIのほうが低燃費となっている。しかし、GDIは負荷の高い状況では希薄燃焼でなくなるため、高速道路で追い越し車線をキープするような走りかたをすると、2.0リットルが2.4リットルGDIより燃費が良くなることもあるだろう。

また低排出ガス認定については、2.0リットルが★2つ、2.4リットルは、排出ガスのコントロールが難しいとされている直噴エンジンながら★1つと健闘している。

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