【フォードvsファイストン】白熱必至の公聴会、ついにスタート

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【フォードvsファイストン】白熱必至の公聴会、ついにスタート
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アメリカ議会下院・商業委小委員会は19日、10時30分(日本時間:19日23時30分)から、フォードが5月に表明したファイアストン社製タイヤ1300万本のリコールについて、両社の関係者から事情を聞くための公聴会を行った。

今回のリコールを行うにあたってフォードは“予防的措置”を強調。自社が作るSUV『エクスプローラー』の構造的安全性には問題がないものの、ファイアストン社製タイヤ『ウィルダネスAT』を装着した場合、その耐久性能の悪さから事故を頻発させることになり、昨年8月から11月までに行われた650万本規模のリコールでフォローできなかった顧客に対しても「予防的措置としてリコールを行い、安全と信頼を提供することがメーカーの務め」だとして、リコール実施を決断したとしている。

対するファイアストン側はこれに真っ向から反論。エクスプローラーの構造上、特に左リア付近に過大な荷重が掛かることがそもそもの問題で、フォード推奨の低い空気圧がタイヤの寿命を著しく低下させることに拍車を掛け、これが継続するとドレッド剥離に至るというプロセスと、第三者機関調査による具体的データを示した。

《石田真一》

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