【ホンダ『フィット』発進】ホンダらしさで世界に挑むデザイン
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エクステリアを担当した山岸政彦デザイナー(本田技術研究所・和光研究所)は、『ロゴ』も担当していたが、「ロゴは国内向けでとがったところがありませんでした。マイナーチェンジ後にほんの少しだけヨーロッパで売ったことがあるあるんですが、存在感が希薄だとあまり評判が良くなくて…」と語る。そこでフィットでは日本案にあった“ホンダらしさ”をアピールするものにしたという。
また山岸デザイナー自身は92年から96年にかけてドイツに駐在していた。その時に「小さくても手を抜かず」「存在感のある」、ヨーロッパ小型車の良さを吸収してきたとのこと。「ロゴとは全く違う、ゼロスタート」で開発したホンダの世界戦略車フィットは、乗れば乗るほど発見がある「味わい深いクルマ」に仕上がったという。
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