「決定方法を明らかにすべきだ」と、共和党議員がフォードCEOに迫る

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「決定方法を明らかにすべきだ」と、共和党議員がフォードCEOに迫る
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共和党のトーザン議員は21日、フォードのジャック・ナッサーCEOに対して、1300万本のリコールで代替使用されるタイヤの安全性について「フォードがどのようにそれをチェックし、採用を決定したのかを明らかにしてほしい」とする質問状を送ったことを明らかにした。

トーザン議員は19日の公聴会で「ファイアストン以外のタイヤに交換するから安心だ」と発言したナッサーCEOに対し、「交換予定としているタイヤの方がはるかに危険だ」という具体的なデータを示した。データはナッサーCEOの発言が一時ストップするほど強力なものだったが、これを改めてフォード側に送付することで、どのようにして交換タイヤの安全性をチェックしたのか、その手段を問いたいとしている。

フォードが実施するという交換プログラムでは、グッドイヤー製のものが一番多く採用されると予想されており、それを裏付けるようにナッサーCEOが議会へ行くために使用したクルマはグッドイヤー製タイヤ『ラングラーAT』を装着した『エクスプローラー』だったという。

しかし、トーザン議員によれば、フォードが選択し、メーカーに大量発注を行った交換用タイヤは、100万本中124本という高い確率で問題のあるタイヤが含まれている可能性があり、これはファイアストン社製『ウィルダネスAT』の100万本中5本を大きく上回る危険なものだとした。

《石田真一》

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