「決定方法を明らかにすべきだ」と、共和党議員がフォードCEOに迫る

自動車 社会 社会
「決定方法を明らかにすべきだ」と、共和党議員がフォードCEOに迫る
「決定方法を明らかにすべきだ」と、共和党議員がフォードCEOに迫る 全 1 枚 拡大写真

共和党のトーザン議員は21日、フォードのジャック・ナッサーCEOに対して、1300万本のリコールで代替使用されるタイヤの安全性について「フォードがどのようにそれをチェックし、採用を決定したのかを明らかにしてほしい」とする質問状を送ったことを明らかにした。

トーザン議員は19日の公聴会で「ファイアストン以外のタイヤに交換するから安心だ」と発言したナッサーCEOに対し、「交換予定としているタイヤの方がはるかに危険だ」という具体的なデータを示した。データはナッサーCEOの発言が一時ストップするほど強力なものだったが、これを改めてフォード側に送付することで、どのようにして交換タイヤの安全性をチェックしたのか、その手段を問いたいとしている。

フォードが実施するという交換プログラムでは、グッドイヤー製のものが一番多く採用されると予想されており、それを裏付けるようにナッサーCEOが議会へ行くために使用したクルマはグッドイヤー製タイヤ『ラングラーAT』を装着した『エクスプローラー』だったという。

しかし、トーザン議員によれば、フォードが選択し、メーカーに大量発注を行った交換用タイヤは、100万本中124本という高い確率で問題のあるタイヤが含まれている可能性があり、これはファイアストン社製『ウィルダネスAT』の100万本中5本を大きく上回る危険なものだとした。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  2. レクサス『LS』現行型、最終モデル「ヘリテージエディション」米国発表…250台限定
  3. ヴェゼルの正解ホイールはこれだ!RAYS『HOMURA & RSS』の最新“純正適合ホイール”を一気見PR
  4. メルセデス・マイバッハ『Sクラス』に「V12エディション」、100年続くV12エンジンの伝統に敬意…世界限定50台
  5. 新車でも中古車でもない“第3の選択肢” ガリバー発の新ブランド「リメイクカーズ」誕生
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る