【新聞ウォッチ】「乗るなら……」標語頼り、東名高速本線上で飲酒検問

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【新聞ウォッチ】「乗るなら……」標語頼り、東名高速本線上で飲酒検問
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2001年6月26日付

●自動車リサイクル費用「購入時に先払い」固まる(毎日・1面、関連記事・9面)

●ホンダが電動自転車「ラグーン」リコール、日野は大型観光バス(毎日・30面)

●東名で月内にも飲酒検問、静岡県警、本線上で全国初(読売・1面)

●横浜ゴム、独大手のコンチネンタルとタイヤ事業で提携、(朝日・11面)

●カーナビ、ボーナス商戦本格化、松下電工、パイオニアなど付加価値機能で勝負(日経・31面)

●東京都のロードプライシング構想、二輪車も除外(日経・33面) 

ひとくちコメント

飲酒運転による高速道路の重大事故が後を絶たないため、静岡県警は月内にも県警エリアの東名高速道路で飲酒検問を実施する。きょうの読売が、1面準トップ扱いで大きく報じている。

これまでも高速道路ではサービスエリアやインターチェンジでの検問例はあるが、走行中の本線上で実施するのは全国初という。最近、サービスエリアのごみ箱以外や本線周辺に捨てられたごみに、ビール缶や日本酒パックが増えていること、さらに、酒気帯びによる死傷事故が多発しているため、県警では飲酒運転の取り締まりの強化に踏み切ったという。

検問を実施する当日、県警は160人体制で臨み、パトカーが走行車線を低速走行し、後続車両にサービスエリアへ入るように指示を出して誘導する方法をとるというが、走行中はスピード違反のようには測定できないという難問も抱えている。「乗るなら飲むな、飲んだら乗るな」という標語があるように、つまるところ、ドライバー自身のモラルに委ねるしかない。

《福田俊之》

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