【株価】全面安の中、日産が高値を更新する「思惑」

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【株価】全面安の中、日産が高値を更新する「思惑」
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全体相場は大幅続落し、自動車株もほぼ全面安。1ドル=125円台に円安が進行したが買い材料とはならず、全体相場の下げに引きずられる展開となった。

その中で、日産自動車が前日比18円高の890円と逆行高。一時、96年10月以来の900円台まで買われ、3月22日の年初来高値(890円)を更新した。海外投資家を中心に買いが膨らみ、出来高も久々の市場第1位。円安→業績上方修正の観測、持ち合い解消が進んでいる点が買い材料とされており、さらに「今月中旬のアナリスト説明会で新規材料が公表される」との観測も買いを誘っていた。日産以外に上げたのは、1円高の日産ディーゼル工業のみ。

半面、ホンダが前日比140円安の5570円と7日ぶりに反落。市場のムードが悪いだけに、利益確定の売りが先行する動きとなった。トヨタ自動車も60円安4330円で4日続落となり、スズキ、富士重工業も大幅反落。

《山口邦夫》

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