必要なところで作れ!! ホンダ、エンジンの海外生産比率をアップ

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ホンダは10日、4輪車用エンジンの海外生産比率をアップし、現在は国内、海外ともほぼ同じ規模の生産台数を2003年までに国内4:海外6の比率にするという方針を明らかにした。今年末に生産を開始するアメリカの新拠点などを積極活用するという。

ホンダでは「需要のある場所で生産する」という方針で、積極的に海外拠点を設置してきたが、エンジンについては北米市場向けなどでも日本で生産するということが多かった。しかし、この方式だと為替変動の影響を大きく受けることもあり、経営的には効率が悪いことや、主要部品を日本で作るかぎり、現地での技術向上にも貢献しないと判断。今後はエンジンなども海外拠点で製造できる体制に改めていくとしている。

今年末にはアメリカのアラバマ州に建設中の工場も稼動することから、北米市場向け車両のエンジンを将来的には全量移管する予定だ。

《石田真一》

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