【西鉄バスは大丈夫!?】異例の口頭による注意勧告

自動車 社会 社会

国土交通省の九州運輸局は13日、西日本鉄道(西鉄)グループのバスが今年に入ってから事故を頻発させている問題で、同社で自動車部門の局長を担当している常務を呼び出し、口頭による異例の指導を行った。

西鉄グループのバスは合理化の影響でベテラン運転手が激減。20〜30代で若く経験の浅い運転手がハンドルを握るようになってからというもの事故が多発。今年は13日までにバス側に過失のある事故が58件も起きている。九州運輸局ではこれまでに3回の警告を同社に出しているが、改善の余地が全く見られないため、今回は担当者を呼び出して口頭による注意を行うという、異例の扱いとなった。

同運輸局の谷口局長は西鉄側に対して「運転手教育を根本から見直す必要がある。早急に再発防止策をまとめて報告事故が続発する原因を解明し、再発防止に努めてほしい」と要望。西鉄側も「安全運行に一層の努力を行いたい」と約束している。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. ホンダ『プレリュード』新型、ホームページで先行公開…発売は9月
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  5. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る