【西鉄バスは大丈夫!?】異例の口頭による注意勧告

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国土交通省の九州運輸局は13日、西日本鉄道(西鉄)グループのバスが今年に入ってから事故を頻発させている問題で、同社で自動車部門の局長を担当している常務を呼び出し、口頭による異例の指導を行った。

西鉄グループのバスは合理化の影響でベテラン運転手が激減。20〜30代で若く経験の浅い運転手がハンドルを握るようになってからというもの事故が多発。今年は13日までにバス側に過失のある事故が58件も起きている。九州運輸局ではこれまでに3回の警告を同社に出しているが、改善の余地が全く見られないため、今回は担当者を呼び出して口頭による注意を行うという、異例の扱いとなった。

同運輸局の谷口局長は西鉄側に対して「運転手教育を根本から見直す必要がある。早急に再発防止策をまとめて報告事故が続発する原因を解明し、再発防止に努めてほしい」と要望。西鉄側も「安全運行に一層の努力を行いたい」と約束している。

《石田真一》

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