悪質違反者、飲酒運転は一発免許取り消し、欠格期間も延長---警察庁

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警察庁の「運転免許制度に関する懇談会」は、悪質な交通違反者や飲酒(酒気帯び)運転による死亡事故、重大事故を起こした場合、原則的に免許を取り消すとともに、再び免許を取得できるようになる欠格期間を現行の2年から5年に引き上げるべきとの意見をまとめた。これを受けて、警察庁は年内にも、飲酒や悪質な違反による点数の引き上げと欠格期間の延長を改正する方針だ。

悪質な交通違反者や飲酒運転で、死亡事故を引き起こしたとしても、現状では初回の違反点数が9点で、免許停止処分となる。また、こうした違反を繰り返して免許取り消しとなった運転者が悪質な場合でも、最長2年で再び免許を取得できる。

交通事故被害者らが、現行の制度は違反者に甘いとの指摘があり、制度見直しを検討してきた。この結果、初回の違反であっても飲酒は故意なので、事故を起こした場合は一発で免許取り消しとなるよう違反点数を15点に引き上げる。また、欠格期間も2年から5年に引き上げる方針だ。

《レスポンス編集部》

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