NHTSA、新車にタイヤ空気圧監視センサーを義務付け

エコカー 燃費
NHTSA、新車にタイヤ空気圧監視センサーを義務付け
NHTSA、新車にタイヤ空気圧監視センサーを義務付け 全 1 枚 拡大写真

NHTSA()道路交通安全局)は24日、2003年11月を目標に、全米で発売される全ての新車にタイヤ空気圧の監視装置装着を義務付けるという方針を明らかにした。フォード『エクスプローラー』で頻発したタイヤバースト事故に端を発したもので、同装置の義務化を行うことで安全面の充実を図るとしている。

タイヤの空気圧を測定、監視する装置は一部の高級車ですでに導入されているが、NHTSAでは2003年末までに全車装着する方向でメーカーへの打診を行っていくという。同装置についてはABSの動作センサーを兼用することで廉価設定できる可能性があり、自動車メーカーも装着には否定的でないとされている。

NHTSAが全米のユーザーを無作為に抽出して行った空気圧点検に関するアンケートでは、回答者の71%が「月に1回程度」と答えており、監視装置を導入することでタイヤが原因で発生する交通事故の大半を無くすことができると考えているようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. NSXのエンジン内部もアプリで見れる! シミュレータアプリ「Trans4motor R」配信開始
  2. MTのみの潔さに「ほぼ最高では?」 フィアット『500ハイブリッド』発表に国内でも注目集まる
  3. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  4. 「日本バイクオブザイヤー2025」大賞はヤマハ『XSR125』、人気投票で決定
  5. ベリーサの再来か、次期マツダ2か? マツダ『X-COMPACT』の正式発表を待ち望む声続々
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る