NHTSA、新車にタイヤ空気圧監視センサーを義務付け

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NHTSA、新車にタイヤ空気圧監視センサーを義務付け
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NHTSA()道路交通安全局)は24日、2003年11月を目標に、全米で発売される全ての新車にタイヤ空気圧の監視装置装着を義務付けるという方針を明らかにした。フォード『エクスプローラー』で頻発したタイヤバースト事故に端を発したもので、同装置の義務化を行うことで安全面の充実を図るとしている。

タイヤの空気圧を測定、監視する装置は一部の高級車ですでに導入されているが、NHTSAでは2003年末までに全車装着する方向でメーカーへの打診を行っていくという。同装置についてはABSの動作センサーを兼用することで廉価設定できる可能性があり、自動車メーカーも装着には否定的でないとされている。

NHTSAが全米のユーザーを無作為に抽出して行った空気圧点検に関するアンケートでは、回答者の71%が「月に1回程度」と答えており、監視装置を導入することでタイヤが原因で発生する交通事故の大半を無くすことができると考えているようだ。

《石田真一》

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