水素に改質しなくても発電可能---YUASAが燃料電池に新技術

自動車 ニューモデル 新型車
水素に改質しなくても発電可能---YUASAが燃料電池に新技術
水素に改質しなくても発電可能---YUASAが燃料電池に新技術 全 1 枚 拡大写真

バッテリーメーカーのYUASAは25日、燃料の液体メタノールを水素ガスに改質せず、直接発電するという「直接メタノール型燃料電池(DMFC)スタック」を開発したことを明らかにした。10月をめどに実証実験をスタートし、2003年度中の販売を目指すという。

この燃料電池は、内部に34個のセルを配置している。燃料のメタノール液は濃度3%で、酸化剤には空気を使用している。作動温度90度で最大200ワットを出力するという。

残念ながらクルマ用ではなく、家庭用の分散電源や可搬型電源に使用される小型電池なのだが、改質方式に頼らないという点では将来性に期待が持てる。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  3. 【プジョー 3008 新型試乗】全身鋼のような硬さに満ち溢れる。これが新時代のプジョーか…中村孝仁
  4. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
  5. プレミア化は必至!?『ランクル』を知り尽くしたトヨタ車体の「ラリー仕様」限定車にSNS歓喜
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る