【株価】トヨタの悩み……自社株買いで上げても、持ち合い解消で売られる

自動車 ビジネス 株価
【株価】トヨタの悩み……自社株買いで上げても、持ち合い解消で売られる
【株価】トヨタの悩み……自社株買いで上げても、持ち合い解消で売られる 全 2 枚 拡大写真

全体相場は小幅続落したが、自動車株は前日に引き続きしっかり。自社株買いの発表で注目されたトヨタ自動車が、反発して取引をスタートし、一時は100円高の4210円まで上昇。しかし、その後は持ち合い解消の売りに押され、結局は10円高4120円で引けた。

同社は1996年以降、延べ11回、1億8481万株(6497億円)の自社株買いを実施しており、受給面では株価の支援材料であることは間違いない。もっとも、持ち合いの解消を進めている金融機関にとっては、株価の上昇局面は絶好の売り場となる、皮肉な構図が否定できない。

日産自動車は、前日比5円高の860円と続伸。ホンダは80円高の5510円と反発し、スズキ、富士重工業もしっかり。下げたのは、3円安のダイハツ工業と2円安のいすゞの2社だけ。

《山口邦夫》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  4. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る