BMWの電気自動車『iX4』のプロトタイプが、テスト走行中に目撃された。BMWは2025年に新型電気クロスオーバーSUV『iX3』をワールドプレミアしており、クーペクロスオーバーの派生モデルとして iX4が間もなく登場する。iX4は現行『X4』の後継となる。
ヨーロッパでテスト走行中に目撃されたプロトタイプは、より保守的なSUVである新型 iX3の特徴をいくつも流用している。フロントエンドを見ると、縦長のツインキドニーグリルと、その両側にBMWの新しい「ホリゾンタルライトシグネチャー」が配されていることがわかる。
最も注目されるのはリアエンドだろう。ここからルーフを経てフロントガラスまで続く、流線型のデザインは、キャビンも小さくスポーティだ。丸みを帯びたショルダーと角張ったホイールアーチのコントラストなど、先代にあたるX4よりも力強いテイストだ。
リアエンドには、スポイラーと一体化したサードブレーキランプが装着されているが、プロトタイプでは機能していないようだ。リアワイパーも iX3とは異なる。これら以外のデザインは iX3を彷彿とさせ、カモフラージュの下からおなじみのテールランプが覗く。リアバンパーも iX3に似るが、カモフラージュが多すぎるため、正確な判別は難しい。
BMW iX4 市販型のプロトタイプ
キャビン内も iX3を連想させる。ピラー・トゥ・ピラーのパノラミックiDriveディスプレイと17.9インチのインフォテインメントシステムを搭載するはずだ。また、未来的なフォルムのステアリングホイール、3Dヘッドアップディスプレイ、インテリジェントパーソナルアシスタントも搭載されるだろう。
パフォーマンス面では、デュアルモーター4輪駆動システムを搭載した「iX4 50 xDrive」が設定され、最高出力469ps/345kW、最大トルク645Nmを発揮する。
BMW iX4 市販型のプロトタイプモーターは108.7kWhのリチウムイオンバッテリーパックで駆動され、WLTPモードで805kmの航続を実現する。この驚異的な数値は400kWのDC急速充電機能にも連動されており、わずか21分でバッテリーを10%から80%まで充電できる。
iX4のワールドプレミアは、2026年以内に予定されており、その後、より高性能なバージョンも期待できるだろう。




