【新聞ウォッチ】「夢か真実か」ホンダ、国内販売計画を上方修正へ

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【新聞ウォッチ】「夢か真実か」ホンダ、国内販売計画を上方修正へ
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2001年8月1日付

●松下電器、初の営業赤字740億円、早期退職募る(毎日・1面)

●ホンダ、四半期ベース過去最高、国内計画上方修正へ(毎日・8面)

●都市対抗野球決勝戦、三菱自動車(岡崎市)勢い及ばず、河合楽器(浜松市)に黒獅子旗(毎日・16面)

●ウォレス・フォード最高財務責任者に聞く「マツダとの連携深め開発拠点として強化」(朝日・11面)

●セルフガソリンスタンド急増中、開店ラッシュ続く(産経・9面)

●ホンダ、売買株単位1000株から100株に引き下げ(産経・9面)

●三菱自動車、豪州での生産撤退検討(東京・9面)

●茨城・福島両県警、高級車窃盗団8人逮捕(東京・29面)

●米、燃費基準厳しく、SUVなど対象に見直し強化(日経・9面)

●ブリヂストン、高性能タイヤ2割増産へ(日経・13面)

●ベンツ、動力伝達装置に欠陥、リコール届け出(日経・42面)

ひとくちコメント

ホンダの快進撃が止まらない。2001年度第1四半期の連結決算で松下電器をはじめ、国内のハイテク関連メーカーなどが軒並み赤字転落となったのを尻目に、ホンダは売上高、営業利益とも過去最高を更新したと、きょうの各紙が大きく報じている。

決算発表会見の席で、雨宮高一副社長も「絶好調、いや先行きのことを考えて“絶”を付けるのは止めておきましょう(笑い)」と余裕たっぷりに語っていたのが印象的だった。しかも、ホンダは、今年度の四輪車国内販売計画の「上方修正を検討している」と表明。修正値は決めていないが、当初計画の81万台から「3万台程度上乗せできないか検討中」と笑いが止まらない。

もっとも、産経、東京を除くきょうの朝刊には、吉野浩行社長が二足走行ロボット「ASIMO」に「見あきないね、“夢”だからかな」と語りかけている全面カラー広告を掲載。決算数字を見る限りでは、夢ではないようだ。

《福田俊之》

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