【三菱車は安全? 欠陥?】強気の反論!! でも対策は実施

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【三菱車は安全? 欠陥?】強気の反論!! でも対策は実施
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三菱自動車工業は、セルフスタンドで『シャリオ・グランディス』のユーザーが給油の際、発火した問題が『フライデー』に掲載されたことに対して、給油口付近が金属で覆われていないことが原因では無く、給油しようとしたドライバーに帯電した静電気が発火の原因との調査結果と今後の対策を発表した。

今後の対策として、
(1)継続生産車について可及的速やかに全車静電気防止キャップを採用、
(2)今後、発売する新型車から静電気防止キャップを採用、
(3)既存のユーザーに対してはセルフスタンドでの給油時の操作手順で注意喚起を販売店を通じて注意喚起する。

三菱自動車によるとセルフスタンドでは通常、降車時のドアの開閉などで、帯電した静電気は除去される。通常のスタンドでは、店員が静電気防止対策をとっており、三菱ではセルフスタンド特有の事故だが、国内・海外含めてこうした事故は過去1件も発生していないとしている。ただ、発火事故が発生したのは確かなので、静電気防止キャップなどの対策を実施する。

その上で、給油口が非導電体で覆われていないことは直接的な原因でなく、欠陥では無いと判断、『フライデー』を発刊している講談社に事実関係を確認した上で報道されるよう強く申し入れるとしている。ちなみに、給油口が金属のものは、ちがう例として取り上げたトヨタ車でも多く存在しているほか、他社にも多くの車種で存在するという。しかも、給油口の静電気による発火事故は三菱車以外で1件確認されている。

三菱は今回の事故のユーザーには無償で修理した上、休業補償や治療費を支払っている。しかし、最初の三菱の対応が悪かったせいか、さらなる損害賠償を求めてなのか、ユーザーがフライデーに訴え、間違った内容が掲載された。他メーカーからは「どうして三菱ばっかり、こういう不運が重なるのか」との同情も…。

《レスポンス編集部》

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