【新聞ウォッチ】本音かポーズか、鈴鹿8耐で“謙虚”なホンダ吉野社長

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【新聞ウォッチ】本音かポーズか、鈴鹿8耐で“謙虚”なホンダ吉野社長
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2001年8月6日付

●国土交通省、来年度予算で検討、大都市道路を集中整備へ (東京・1面)

●人事ファイル、スズキ、カリスマ、鈴木氏の見極め、残る仕事は後継選び(毎日・9面)

●オートバイ、鈴鹿8耐レース、ホンダ勢V5、1・2位独占(読売・16面)

●GMとフィアット、トルコの工場を買収(日経・17面)

●今秋開催の日経フォーラム世界経営者会議に張富士夫・トヨタ社長ら出席へ(日経・18面)

ひとくちコメント

炎天下の三重県鈴鹿サーキットで、オートバイの世界耐久選手権シリーズ、鈴鹿8耐ロードレースの決勝戦が、5日行なわれた。きょうの各紙がスポーツ面で取り上げている。

筆者も8時間に及ぶ過酷なレ−スをサーキット内で観戦してきたが、レースの結果はロッシ組(ホンダ)が優勝、2位に岡田組(ホンダ)、3位に加賀山組(スズキ)、4位に宇川組(ホンダ)と続いた。ホンダ勢は惜しくもワン、ツー、スリー・フィニッシュという快挙を逃してしまったが、レース終了後の懇親会で、ホンダの吉野浩行社長は「まあ、こんな順位でよかったのかもしれません」と余裕のあいさつ。

仮に、ホンダの選手ばかりが表彰台を独占することになれば、ライバルからの風当たりも相当なもの。最近のホンダは国内の新車販売が絶好調で推移しているに加え、四半期ベースでの連結決算も過去最高益を記録するなど快走ぶりが目立つ。これまでマイペースだった吉野社長だが、財界活動などを通じて学んだのか、同業他社を気遣う謙虚さもようやくみられるようになってきた。

《福田俊之》

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