デーウの売却交渉が袋小路---内閣は責任とって総辞職!?

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韓国の財政経済相の陳稔氏は8日、難航している大宇(デーウ)自動車の売却交渉について、8月中に決着しなかった場合には、責任を取って辞任するとの考えを明らかにした。

これはロイター通信が報じたもので、8日にソウル市内で記者会見を行った際、陳氏が「債権団が、8月末までに大宇自動車をGM(ゼネラル・モーターズ)に売却できなかった場合、政府が責任を取ることになるだろう。万一、安売りや国有化という事態になれば、国民からの批判は全て受け入れる」と述べたもの。金大中大統領が景気低迷を理由に内閣改造を実施する可能性があることから、最悪の場合には内閣総辞職に発展する恐れもある。

大宇の売却交渉は、フォードの交渉が決裂して以来、ずっと難航を極めている。今年5月にはGM・フィアット連合が買収案を示したが、基本的には工場施設の買取のみで、雇用人員については現状の半分以下にするなど、韓国政府の意に沿わないものだった。そのため、交渉のスピードも鈍化しており、早期決着はもはや困難だとする見方が強くなっていた。

《石田真一》

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