【スバル『トラヴィック』】日本に最適化されたエンジン・駆動系

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【スバル『トラヴィック』】日本に最適化されたエンジン・駆動系
【スバル『トラヴィック』】日本に最適化されたエンジン・駆動系 全 3 枚 拡大写真

スバル『トラヴィック』のエンジンは、日本に導入されているオペル『ザフィーラ』の1.8リットル直4よりふたまわりほど大きい2.2リットル直4DOHC16バルブ。スペックは最高出力147PS/ 5800rpm、最大トルク20.7kgm / 4000rpm。2200prm時に最大トルクの90%以上を発生する実用重視のチューニングが施されており、1.5トン近いボディを軽快に加速させる。

変速機はエコノミー、スポーツ、スノーの3モードを備える4速ATのみで、日本の道路事情に合わせて低速時における変速ショックを和らげる、独自の制御プログラムを持つ。駆動方式は、スバルブランドだけに4WDを期待してしまう向きも多いであろうが、FFのみとなっている。

サスペンションは前ストラット、後トレーリングアーム。ショックアブソーバーはスバルがステーションワゴンのノウハウを駆使してセッティングを行い、乗車人数、積載重量にかかわらず高い安定性を確保している。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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