ヤナセがGMの裏切りに対抗措置、どうなる日本のオペル販売

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ヤナセがGMの裏切りに対抗措置、どうなる日本のオペル販売
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ヤナセは、オペルの販売を大幅に縮小すると正式に発表した。現在、ヤナセがGM系のオペル、シボレー、キャデラック、サーブを販売している177拠点のうち、10拠点を閉鎖、29拠点でオペル販売から撤退する。

オペルに関しては、営業所が担当するエリアを広域化して、隣接する拠点を統廃合する。キャデラック、サーブはプレミアムブランドとして極力専売化する。撤退する拠点を除いては、オペル車についても従来通りサービスは継続する。10月1日から実施する。

オペル販売は他のドイツ車が好調ななか不振にあえいでおり、販売台数は年間1万5000台とピーク時の半分以下にまで落ち込んでいる。このため、約40拠点でオペル販売を取り止め、キャデラックやサーブなど、ヤナセが得意な分野に販売力を集中させる。

ただ、ヤナセがオペル販売を縮小させるのは、GMがオペル・ザフィーラを富士重にOME供給してスバル『トラヴィック』として国内に投入、しかも価格は約100万円安くして販売することの対抗措置との見方も。

《レスポンス編集部》

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