【CART第15戦決勝】熟年の意地を見せ、モレノがキャリア2勝目

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【CART第15戦決勝】熟年の意地を見せ、モレノがキャリア2勝目
【CART第15戦決勝】熟年の意地を見せ、モレノがキャリア2勝目 全 5 枚 拡大写真

2001年CART「FedExチャンピオンシップ」シリーズの第15戦は、今シーズン2度目となるカナダでの開催で、ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバーのコンコルド・パシフィック・プレイスで開催された。レースは全長1.781マイル(2.866km)の市街地特設コースを舞台に100周が予定されていたが、度重なるイエローコーションで進行が遅れ、98周に短縮されて行われた。

レースを引っ張ったのはチーム・プレイヤーズに所属するタグリアーニとカーペンティアのカナダ人コンビで、集まった6万5000人のファンを存分に湧かせたが、レース終盤に相次いで脱落。最初にチェッカードフラッグを受けたのは、ノーマーク(?)のロベルト・モレノだった。

モレノは7番手スタートながら、レース序盤から前を行くマシンを執拗に追い回しては1台ずつ確実に料理し、90周目にはバックストレートでフェランを鮮やかにパスしてトップに立った。42歳のモレノにとっては今シーズン初勝利、昨シーズンのクリーブランド戦以来、キャリア2勝目となる。

18番手からスタートした高木虎之介は、5周目にフランキッティ、41周目にディクソンと接触するなど、度重なるアクシデントに見舞われたが、ねばり強い走りを見せ、自己最高となる7位でフィニッシュした。24番手スタートの中野信治は、イエローコーションの際に拾ったタイヤかすのせいで余計なピットインを強いられて脱落。ポイント圏外の14位でフィニッシュしている。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ルノーの新デザイン言語採用、小型SUV『キガー』改良新型をインドで発表
  2. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  3. 『バンディット』のフロントマスクは「打ち上げ花火」!? スズキ『ソリオ』開発デザイナーが語るマイチェンへの葛藤と探求
  4. ジープ初の1.6リットルターボハイブリッド搭載、SUV『チェロキー』新型が四角い新デザインで登場
  5. あさひ、通勤向け電動アシスト自転車「OFFICEPRESS-e」モデルチェンジ…安全性と整備性を向上
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る