『フィット』の大ヒットで足らなくなったCVTベルト、ホンダがメーカー初の内製へ

自動車 ビジネス 企業動向
『フィット』の大ヒットで足らなくなったCVTベルト、ホンダがメーカー初の内製へ
『フィット』の大ヒットで足らなくなったCVTベルト、ホンダがメーカー初の内製へ 全 1 枚 拡大写真

ホンダは4日、これまでは全量をオランダ、バンドーネ(ファンドールネ)社から購入していたCVT(無断変速機)の駆動ベルトを今年秋から自社生産するという方針を明らかにした。売り上げを好調に伸ばす『フィット』などに装着するという。

CVTに使う金属ベルトは開発を担当したオランダのバンドーネ社がシェアを独占しており、これまで自動車メーカーは同社から調達を行っていた。

しかし、フィットなどの好調な売れ行きよって調達が追いつかない状況が続いていることから、自社生産に踏み切ることになった。栃木県のホンダエンジニアリング栃木技術センターに生産ラインを整備し、月間5000本で生産し、バンドーネ社製のベルトと併用するという。

CVTは『シビック・ハイブリッド』でも使用することが決まっており、内製を可能としたことで装着車種は今後も増えそうだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  3. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  4. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
  5. 新型『キックス』ブラジル発売で浮き彫りになった「日産への期待と本音」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る