三菱自動車、大江工場のコンポーネント生産を完全移管

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三菱自動車工業は6日、名古屋製作所大江工場のコンポーネント生産を、日産系の栃木富士産業と、トヨタ系のアイシン・エーアイに売却し、11月下旬から生産移管すると発表した。コアビジネスへの集中を掲げた経営再建計画「ターンアラウンド」の一環。

大江工場は小型バスの生産を残し、9月いっぱいで乗用車生産を取りやめる計画となっている。同時に、同工場で行っているコンポーネントの生産も順次アウトソーシングし、2002年度末までに中止する方向で検討してきた。

栃木富士産業は4WD車用のディファレンシャルと、FF車用トランスファ(『ギャラン』、『ランサー』等向け)の生産を引き受け、アイシン・エーアイはFR車用トランスファ(『パジェロ』、『チャレンジャー』等向け)を引き受ける。390人の人員は当面、両社への出向扱いとする。

これで三菱は大江工場でのコンポーネント生産の75%を売却、残りのアクスルやプロペラシャフトも社内移管も含めアウトソーシングを検討していく。

《編集部》

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