三菱自動車、大江工場のコンポーネント生産を完全移管

自動車 ビジネス 企業動向

三菱自動車工業は6日、名古屋製作所大江工場のコンポーネント生産を、日産系の栃木富士産業と、トヨタ系のアイシン・エーアイに売却し、11月下旬から生産移管すると発表した。コアビジネスへの集中を掲げた経営再建計画「ターンアラウンド」の一環。

大江工場は小型バスの生産を残し、9月いっぱいで乗用車生産を取りやめる計画となっている。同時に、同工場で行っているコンポーネントの生産も順次アウトソーシングし、2002年度末までに中止する方向で検討してきた。

栃木富士産業は4WD車用のディファレンシャルと、FF車用トランスファ(『ギャラン』、『ランサー』等向け)の生産を引き受け、アイシン・エーアイはFR車用トランスファ(『パジェロ』、『チャレンジャー』等向け)を引き受ける。390人の人員は当面、両社への出向扱いとする。

これで三菱は大江工場でのコンポーネント生産の75%を売却、残りのアクスルやプロペラシャフトも社内移管も含めアウトソーシングを検討していく。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る