【新聞ウォッチ】外務省課長補佐逮捕、高級外車BMWも思わぬ被害者に!?

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【新聞ウォッチ】外務省課長補佐逮捕、高級外車BMWも思わぬ被害者に!?
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2001年9月7日付

●三菱自動車大江工場、栃木富士とアイシンへ譲渡(毎日・8面)

●ホンダ、軽自動車「バモス」バンパーなどデザイン変更し、発売(毎日・8面)

●トヨタ、創業者没後50年で「ものづくり」テーマに記念事業(産経・9面) 

●8月の輸入車販売4%増、ドイツ車に人気(産経・9面)

●道交法改正、酒気帯び事故や死亡事故、即免許取り消し(産経・31面)

●トヨタ、ごみで燃料電池発電、電力事業に本格参入(東京・9面)

●外務省課長補佐逮捕、公私混同、外車まで(東京・26面)

●産業構造審議会、自動車リサイクル制度で中古輪出車は処理費還元せず(日経・5面)

●8月の新車販売、「セダン」苦戦鮮明(日経・11面)

●ホンダ「インサイト」とスズキ「キャリイ」「スクラム」などリコール(日経・42面)

●東京都、ディーゼル車規制で指針、低公害車への転換促す(日経・42面)

ひとくちコメント

開いた口がふさがらないような外務省職員らによるホテル代の水増し請求疑惑。逮捕された浅川明男課長補佐は、東京のハイヤー会社「日の丸リムジン」の関係会社から、中古の高級外車BMWなどを数十万円で購入していたことが明らかになった。逮捕前、その愛車のBMWで通勤する浅川課長補佐のカラー写真をきょうの朝日が一面トップで大きく掲載。東京は社会面で同様の写真と公私混同ぶりの記事を詳しく取り上げている。

それらによると、新車価格500万円程度の2500ccのBMWで、6年間に10万km以上走行していた中古車を譲り受けていたという。その以前にも3500ccクラスのBMWやスウェーデン製の高級外車(恐らくボルボだろう)2台も譲り受けていたそうだ。

浅川容疑者の高級外車好きは勝手だが、相次ぐ不祥事に高級外車、中でもBMW、BMWと連呼されてはブランドのイメージに傷がつく。折から、きのう発表された8月の輸入車販売は好調で、浅川容疑者お気に入りのBMWも前年同月比26%増の2500台、VW、ベンツに次ぐメーカー別では3位をキープしているが……。

《福田俊之》

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