テロの影響はクルマの生産にも---各メーカー対応急ぐ

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アメリカで11日に起きた同時テロ多発事件で12日、現地に生産拠点などを設けている日系自動車メーカーは従業員の安否と工場の稼働状況などについて確認を急いだ。このなかでトヨタ自動車は現地の3工場について11日の2直目の稼働を停止した。

トヨタは車両組立工場であるTMMK(ケンタッキー州)、TMMI(インディアナ州)およびエンジン工場のTMMWV(ウエストバージウニア州)の操業を、テロが発生した現地時間11日の2直目から停止した。再開は部品の供給体制など今後の様子を見て検討するとしている。

マツダもミシガン州フラットロック市にあるフォードとの合弁工場「AAI」の操業を11日午後から停止し社員を自宅待機にした。三菱自動車工業、ホンダ、日産自動車、富士重工業、いすゞ自動車は、11日は通常通り操業したが12日以降については各社とも部品調達の状況を見て対応を検討するとしている。

現地駐在員や出張者の安否は各社とも全員の無事を確認した。現地駐在者・出張者とも米国内線・国際線を使用した出張の禁止、政府関係機関への立ち入り自粛を指示するとともに出張者については当面米国内で待機するよう指示を出した。また日本でも航空機を使用した海外出張や日本国内の出張も中止した。

《編集部》

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