【フランクフルトショー2001続報】サーブの食事に見る「量より質」

自動車 ニューモデル モーターショー
【フランクフルトショー2001続報】サーブの食事に見る「量より質」
【フランクフルトショー2001続報】サーブの食事に見る「量より質」 全 1 枚 拡大写真

モーターショーのプレスデイ(報道公開日)では、各社がブース内で食事や飲み物をふるまう。プレス陣はタダで飲み食いできるのだ。どんなものをサービスするかは、そのメーカーのセンスなのだが。今回のプレスデイで個人的に一押しだったのは、サーブのブース。

さすがスウェーデンのメーカーだけあって、シーフードが山盛りなのだ。夏の名物、岩ガキからゆでたエビ、ニシンのマリネ、ラーモン、夏野菜を添えたエビのフリッターなどがズラリ。白ワインとの相性が、また格別!

ところが、ドイツ人は平均的にあまりシーフードをとらない。だから、ほかのブースでは肉料理が中心。そこを、敢えて自国の食文化で通したサーブは「えらい!」と感じた。自動車ビジネスは完全に「量」の商売になり、いくつかの巨大グループが市場を分け合っている。サーブも、乗用車部門はGMが支配している。

それでも、サーブはサーブなんだよという意志が、シーフード料理に表れている!? そんなことを考えながら、私は2皿たいらげた。ちなみに私は、2週間前はスウェーデンにいた。夏はザリガニのシーズで、人々は去りゆく夏を惜しみながらザリガニをばくばく食べていた。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  3. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  4. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  5. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  6. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  7. ホンダ『ヴェゼル』マイナーチェンジで3グレードに集約、納期改善へ…「HuNT」「PLaY」新設定で個性強調
  8. メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
  9. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  10. MINIに新種『エースマン』登場、航続406kmのEV…北京モーターショー2024
ランキングをもっと見る