【新型ホンダ『CR-V』】グローバルカーになれた理由が「らしさ」

自動車 ニューモデル 新型車
【新型ホンダ『CR-V』】グローバルカーになれた理由が「らしさ」
【新型ホンダ『CR-V』】グローバルカーになれた理由が「らしさ」 全 4 枚 拡大写真

先代『CR-V』は、95年の発売以来6年間で、ヨーロッパ、北米、アジアなど世界累計で100万台が生産され、『シビック』『アコード』と並ぶ「グローバルカー」へと成長したという。はじめは「グローバルカー」として世に出たわけではなかった先代『CR-V』はどうして、このような世界規模でのヒット作へと「化けた」のだろうか。

「それは『CR-V』が、あくまでも乗用車感覚をもったコンパクトSUVとして、当時としては世界で初めて登場したクルマだったからでしょう」と、新型『CR-V』の開発責任者、八郷隆弘さん(ホンダ技術研究所・栃木研究所LPL室チーフエンジニア)は分析する。

つまり、先代『CR-V』発売当時には、他のライト・クロカンといえば、大型クロカン4WDの廉価版とか、小型版というべき車種が多かったのに対し、先代『CR-V』は、「われわれとしては、あくまで乗用車として作ったクルマであり、あらゆる路面状況に対応できるように考えたら、こういうカタチになったにすぎない」(八郷さん)という違いがあったからだそうだ。

つまり先代『CR-V』は、そもそもの設計思想が「小さなクロカン4WD」ではなく、「あらゆる状況で走ることができる乗用車」であった点が画期的だった、ということになる。

「そうした“乗用車感覚で乗れる”点が、世界的に人気を呼んだ原因だと思います」と八郷さん。そのコンセプトは、当然のことながら新型においても設計思想の核となっているという。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 1回あたり300円、10分で施工できる凄技コーティング、洗車機との相性も抜群『CCウォーターゴールド』が選ばれる理由PR
  2. 【BMW 5シリーズ 新型試乗】シャシー、運動性能、価格。「523i」は最高のバランスを持つ1台…中村孝仁
  3. 話題のマツダ『EZ-6』、詳細スペックを公開! 後輪駆動でBEVは600kmの航続距離に
  4. トヨタ『カムリ』新型が全車ハイブリッド設定で登場!…土曜ニュースランキング
  5. 「プリウス顔」が前にも後ろにも!? トヨタ新モデル『bZ3C』、Z世代へアピールなるか…北京モーターショー2024
  6. 三菱『RVR』次期型はEVで登場か!? 15年ぶりフルモデルチェンジはこうなる!
  7. 日産 キックス 新型のスタイルは「堅牢」と「軽やかさ」を両立[詳細画像]
  8. 洗練&堅牢、モデリスタがトヨタ ランドクルーザー250 をカスタム[詳細画像]
  9. 「日本車キラー」に強力な追加モデル、PHEVのロング仕様で盤石の構え…北京モーターショー2024
  10. [音のプロが推す“超納得”スタートプラン]まずはスピーカーを換えて、システムアップの楽しさを満喫!
ランキングをもっと見る