アメリカ政府と自動車メーカーがサミット

自動車 社会 社会
アメリカ政府と自動車メーカーがサミット
アメリカ政府と自動車メーカーがサミット 全 3 枚 拡大写真

昨年来アメリカでは特に国内メーカー、ビッグ3を中心とした自動車の販売台数の低下が問題となっている。同時多発テロ事件でこの傾向はますます進み、この秋から発売の2002年モデルは年間で50万から70万台もの落ち込みになる、と予測されている。

アメリカの自動車メーカーでは封鎖されていたカナダ、メキシコとの国境が開かれ、パーツなどが入ってくるようになり徐々に生産スケジュールが戻りつつある。しかしこうした現状ではさらなる生産カットに踏み切らざるを得ない、という非観的な見方が広まっている。

アメリカの基幹産業のひとつである自動車メーカーにとってはかつてない危機である、との判断から、ビッグ3の幹部と政府首脳がデトロイトサミットを開催。商務省のドン・エバンス氏、労働省のエレイン・チャオ氏らがGMのリック・ワゴナー会長、フォードのビル・フォード会長、クライスラーグループのディーター・ゼッチェ会長らと会談した。

航空機メーカーに政府が補助金を支出することは決定しているが、自動車メーカーも政府からの保護を受けることになる?その場合、アメリカ国内の日本車メーカーなどの対応にも注目が集まりそうだ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  2. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  5. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る