あれだけ騒いで3公団統合で終わり? ---国交省の民営化案

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扇千景国交相は21日、道路4公団の民営化案を小泉首相に提出した。本州四国連絡橋公団をのぞく3公団を統合し、渋滞解消のためネットワーク型の道路整備が終わりしだい、特殊会社化を図る方針。

今後の高速道路整備は新たに設置する第三者機関で情報公開を踏まえつつ議論していくという。債務超過に陥っている本四公団は債務を圧縮し、他公団より民営化を前倒しする。この民営化案を小泉首相はおおむね了承した。

ただ、国交省案は民営化はおろか、3公団統合の時期も明確にされていない。公団方式で道路整備を終える判断も国交省のさじ加減しだい。公団統合でお茶を濁した国交省の思惑が透けて見える。この思惑を年末の最終決定までにひっくり返せるかどうか、小泉首相と行革事務局の手腕が試される。

《編集部》

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