ナイトドライブを安全に---新型ヘッドライトが実験開始

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ナイトドライブを安全に---新型ヘッドライトが実験開始
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小糸製作所は26日、道路の形状や速度に応じてヘッドランプの配光を制御する機構=AFS(先進前方照明システム)を搭載した試験車両について、国土交通省の大臣認定を取得し、一般公道で試験を開始する。自動車部品メーカーのASV(先進安全自動車)試験車両の認定取得は初めて。

AFSは、走行環境に応じてヘッドランプの配光を最適に制御するもので、夜間や悪天候時などの走行時にもより良い照明を提供する全照灯システム。今回、認定を受けたのは「A」と「B」の2種類。Aはユニット全体を水平展開して照射方向を変化させ、主に高速域でのカーブにおける視認性を向上する。Bタイプはロービームに加え、水平回転可能なすれ違いビームを一灯追加して照射範囲を広げ、中低速域でのカーブ及び交差点での視認性を向上させる。

大臣認定制度は、新しい技術を搭載した車の公道試験を特別に許可する制度で、新技術の開発を促進するのが狙い。今後、公道試験を行って効果を確認し、実用化を図っていく。なお、現行の道路運送車両法に基づく保安基準では「前照灯の照射光線は自動車の進行方向を正射すること」、「前照灯の取付部は照射光線の方向が振動などで狂わないこと」などと定められ、こうしたハイテクランプは認められていない。

《レスポンス編集部》

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