捜査情報をアナタの携帯電話に届けます---石川県警が全国初の試み

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石川県警は重大事件などの情報を提供する「I・Pメールモニター制度」を1日から開始した。携帯電話のメール機能を使いって捜査情報を提供するもので、警察官以外にも、一般市民も情報を送信。目撃情報を早い段階で収集し、手配の迅速性を向上するのが狙いとなっている。

提供される情報はいくつかあるが、例えば銀行強盗の場合には「金沢市XXで銀行強盗発生、犯人は白のXXで逃走、ナンバーは…」などの情報をメールで流す。今までは無線で流していたものを文字情報化することで記憶違いによる誤認を避けることもできるし、同様の情報を一般市民にも提供することで、これまで以上に目撃情報が集まるのではないかと期待している。

モニターは当面、警察官と公募した県民の550人体制でスタートし、将来的にはさらに人数を増やして画像などの送信も行えるようにしたいとしている。ちなみに「I・P」とは「石川県警」のり頭文字から取ったという。

《石田真一》

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