【WRCサンレモラリー】評価---『ランサーエボリューシヨンWRC』デビュー戦

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【WRCサンレモラリー】評価---『ランサーエボリューシヨンWRC』デビュー戦
【WRCサンレモラリー】評価---『ランサーエボリューシヨンWRC』デビュー戦 全 1 枚 拡大写真

「マールボロ三菱ラリーアート」はサンレモラリーで、WRカーの『ランサーエボリューションWRC』(以下ランエボWRC)をデビューさせた。5日の第1レグ、天候は穏やかでドライコンディション。

が、ランエボWRCは序盤にアクティブデフの制御トラブルが発生。原因は電気系統。トラブル自体は午後には解消したが、今回はターマックスペシャリストが多数参加しているため、トミー・マキネンは総合14位、フレディ・ロイックスは17位と苦しい展開。

第2レグは前日に続き暖かな日差しのドライコンディション。ランエボWRCは理想的なセッティングが見つからず、マキネンは総合11位、ロイックスは13位で第2レグを終えた。

最終レグ7日は上空を雲が覆い気温も低下し、山岳地帯は雨に見舞われ霧が立ちこめるコンディションとなった。マキネンは、第3レグ・オープニングステージのSS13で5番手タイムをマーク、SS14では前を行くマクレー(フォード)との差を8秒までつめたが、SS15で壁にヒット、フロントホイールを飛ばしリタイアとなった。ロイックスは総合12位でフィニッシュ。

マキネンのコメント:「イベントを通じてマシンは良くなく、難しいラリーだった。コルシカに向けていくつかアイデアが浮かんだので、前向きに考えられる」

ロイックスのコメント:「楽なイベントではなかったがガッカリしてはいない。これまで何度もニューマシンの開発・熟成にかかわってきたから、望みどおりのレベルに達するまで時間がかかることもわかっている。学習という意味では実り多かった。ラリーが進むにつれてタイムが上がったし、プラス材料は他にもいくつか見つかった」

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る